コーヒーへの情熱が詰まった2階建ての宝箱。中米の街並みを思わせる自家焙煎専門店

福岡市中央区の街角に佇む2階建ての小さな宝箱のような建物が、コーヒー愛好家たちの心を捉えている。中米の街並みを彷彿とさせるカラフルな外観は、通りすがりの人々の目を惹きつけ、その中に秘められた珈琲の世界への期待を高める。

店の顔とも言える1階には、大きな焙煎機が設置されており、豆が焙煎される様子を間近で見学できる。香ばしい香りが店内に漂う中、熟練の焙煎士が丁寧に豆を焙煎していく姿は、まさに職人芸。この透明性のある製法こそが、店の誇りであり、信念の表れだ。

2階へと続く階段を上がると、落ち着いた雰囲気の客席が広がる。6席という限られた空間ながら、一席一席にゆとりを持たせた配置により、贅沢な時間を過ごせる空間となっている。1階の2席と合わせても計8席という小規模な店舗だからこそ、一杯一杯に込められる情熱と技術は格別だ。

メニューには、世界各地から厳選された8種類の珈琲豆が常時用意されている。コスタリカ・ロスロブレスの華やかな香り、グァテマラ・ラスブリサスの深い味わい、エチオピア・チェルベサの芳醇な風味など、それぞれが個性豊かな味わいを持つ。オリジナルブレンドの「ブレンド アイ」は、店主の経験と感性が結実した逸品だ。

ドリンクメニューも充実しており、シンプルな「本日の珈琲」から、創意工夫を凝らした「エスプレッソバナナシェイク」まで、幅広い選択肢が用意されている。自家製のバナナブレッドやココナツのドリームケーキなどのスイーツも、コーヒーとの相性を考え抜かれた品々だ。

朝の時間帯には、はちみつバタートーストやピザトーストといったモーニングメニューも提供される。焙煎したての珈琲の香りと共に、朝の静けさを楽しむ贅沢な時間を過ごすことができる。

約18坪という小さな空間ながら、そこには世界の珈琲文化とバリスタの情熱が凝縮されている。まさに、コーヒーへの愛が詰まった宝箱のような存在。この店との出会いは、訪れる人々にとって新たな珈琲体験の扉を開く、特別な一歩となるだろう。

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